育児本:「『賢い子』は図鑑で育てる」の考察と実践

育児本:「『賢い子』は図鑑で育てる」の考察と実践

  

・育児本は気になるけど読む時間ない!
・図鑑がいいって聞くけど、なんで?
・子どもにおすすめの本が知りたい
本書を読んで、図鑑との付き合い方を考えてみました。ご参考になれば嬉しいです!

こさつき

1.本の紹介

著者:瀧 靖之さん(東北大学加齢医学研究所 教授)脳の発達と加齢のメカニズムを研究されています。(参考:東北大学脳科学センターHP 研究者紹介)
概要:幼少期の脳発達における図鑑の有効性を説いた一冊で10万部を超えるベストセラーです。大事な所は赤字になっていて読みやすいので、是非読んで頂きたいです。

2.要点

  • 長い人生を生き抜くには「学び続ける力」「考え抜く力」が必要。
  • 脳の神経細胞は成長に従って減っていくので、幼少期に多くの刺激を日々与え続けることが大切。
  • 図鑑は興味のアンテナを広げて、「これ知ってる!」を増やせる。
  • はまる経験をすることで、PDCAサイクルを回す。
  • 最初は身近なテーマで、シリーズを揃えるより、同テーマの違う出版社のものを買う。

3.実践と考察

走って持ってくる息子
 息子は一歳頃に買った、自動車のこども図鑑が大好き。本を見つける度に持ってきて、「これは?」を大連発!図鑑に載っている車の現物を見ると「これ知ってるよ!」と指差してアピールしてきます。確かに本書のいうとおり、図鑑からアンテナが広がったようです。その後は、図書館で車の図鑑や車の物語本を何度か借りましたが、手持ちの図鑑に勝るものはありませんでした。
 他の図鑑も買ってあげようと思いますが、実物系、イラスト系、沢山あって何を買うべきかわかりません。同じシリーズの生活を網羅している本を買って、他に興味がある物を探ることに。すると、野菜と果物ばかり見ます。今度は図書館で「トマト」「りんご」と息子が手に取る本を借りましたが、やはり図鑑が一番のようです。息子はジャンルを深堀するには早いのかもしれません。
 それなら、と実物に接してもらうことにしました。買ってきた野菜を渡して、図鑑を見ながら、これは~だよ、と言うと大興奮。15分位は持ってうろうろします。茄子等の棘があるものだけ注意です。本書でも、図鑑と現実をつなげるように促してあります。
 いつでも息子が手に取りやすいよう、図鑑は本棚に並べています。先日は「保育園に持っていく」とバッグに入れていました。

こさつき

息子が「これは?」と聞いてきたときは極力そちらを向いて応えるようにしています。興味があることを伸ばしてあげたいですね。

4.おすすめの図鑑

学研プラス:0さい~4さい こどもずかん 英語つき(学研こどもずかん) 幼児向け 図鑑
我が家ではこのシリーズの「よくばりver」「のりものver」の2冊があります。本物の絵では怖がりやすい虫や動物等はイラストからの方が親しみやすいかもしれません。

5.まとめ

自分で行く場所・触れるものを選べない子どもは、保護者の選択が世界の全てです。無理のない範囲、危なくない範囲で世界を広げてあげたいですね(^^)

※初めて本の紹介をしました。何かお気づきの点があれば、ご遠慮なくお教えいただけますとありがたいです!

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