「離乳食をそろそろ始めようかな〜」とお考えのあなたへ・・・
食器は何を使う?
気を付ける事は?
こさつき
1.何に座る?
「足を踏ん張れる状態」が〇。
足が地面についていると、
上半身も安定して、噛む力も養えます。
とはいえ、足場に足が届かない、
足を上げて食べてしまう、等
それすらなかなか難しいものです。
お行儀は躾として言い続ける必要がありますが、
「出来れば」位の気持ちでいきましょう。
【おすわり前】
おすわり前や直後は、
子どもだけで姿勢維持が出来ません。
バンボも長時間はNG。
子ども自身が頑張って姿勢維持して、
離乳食に集中できないなら本末転倒です。
この頃は体が起きていればいいと思います。
一番おすすめです。
角度が付いているので、意外と丁度いいです。
口に入れるのも楽。
何も準備がいらない点では楽です。
お口に入れるのが難しいので、お膝に横向き抱っこで○。
食器も持たないといけないので、少々しんどいです。
クッション等で囲んであげると、座れます。
マッサージチェアがあれば、角度が変えられるのでおすすめ。
汚れ防止にタオル等は必須。
あげる側の姿勢も難しいです。
こさつき
【おすわり後】
・ローチェアー
床に座って食べる家庭はこれ。
ひっくり返すと座面の高さが変えられる物が便利です。
・ハイチェアー
成長に合わせて高さが変えられる物が〇。
購入時は、自宅の机の高さを測りましょう。
座る事に慣れないうちは、お尻が滑るかも。
ベルトも一緒に買いましょう。
テーブル付と無いものとありますが、
座らせやすさ、片付けやすさで選んでOK。
多分、テーブル無しが楽です。
テーブル付は食器も乗りきれないし、
掃除も手間です。
・テーブルチェア
ハイチェアでお尻が滑る場合はおすすめ。
机の天板の厚さや作りによっては装着出来ない場合もあるので、購入時は確認を。
足がブラブラなるので、後ろから大人用のイスを置くと足もつきます。
カバーが洗える物がおすすめ。
・ベビーチェアベルト
我が家では試していないのでご紹介だけ。
これなら形状が合えば大人のイスに座れます。
外出時も使えるので、便利そうです。
洗える物がいいですね。
【参考:我が家の場合】
ローテーブルとハイテーブルの2パターンです。
・自宅(ローテーブル)
バウンサー⇒ローチェアー&膝です。
ローテーブルの方が、
選択肢がなくて楽です。笑
メリット:
自分で座ってくれる。
子どもが食器を運びやすい。
デメリット:
食器をもってうろつきやすい。
ご馳走様のタイミングが難しい。
・祖父母宅(ハイテーブル)
成長に合わせてフィットした方法を、順番にご紹介します。

バスタオルを引いていました。
息子は快適そうでしたが、
私の姿勢がしんどい!笑
息子の可動域が広がるし、
クッションで息子を支えていたので、
その分汚れも広がります・・・
足組んだ上に横抱きで、
ちょっと体勢しんどいけど、
なんとかなりました。

出番が来ました。
クッションやタオルを背中において
なんとか座れました。
膝より断然楽ですね。

ハイチェアを嫌がるようになり、
こちらに変更。
腰も据わった頃です。
下に新聞紙を引いて、汚れ防止。
丸ごと洗えなかったので、
消毒していました。
だんだん、ベルトを嫌がる&
立ち上がるように・・・
今もこれです。
こさつき
1歳4ヶ月位で、保育園に通い始めてしばらく経った頃です。
今でも、食事の後半は膝の時があります。
甘やかしすぎな気もしますが、今だけと思って好きにさせています(^^;)
2.食器は?
投げられます。
落とされます。
そのあたりは躾として言い続けるとして、
割れやすいものは避けた方が良いでしょう。
虫歯予防の面からも、大人とは共有しないように。
見分けやすい物が〇。
【離乳食初期~中期】
離乳食用の小さい、柔らかいスプーンが〇。
金属性のデザートスプーンでもいいですが、
持って歩いたり、噛んだり、
食器をたたいたりするので、
ちょっと心配です。
【離乳食後期~】
固形のものを食べ始めたら、
大きいスプーンで。
自分で持つようになっても、
大きい方がすくいやすいです。
スプーンの扱いが上手になったら
フォークを試してもいいかも。
我が家は未導入ですが、
机にくっつく食器もあります。
これなら食器が落ちる心配も少ないかも。
手づかみ等で自分で食べだすと、
とても汚れます。
仕方ないと割り切って、
片付けやすい工夫をしましょう。
【例】
・足元に新聞紙や大判の布を引く
捨てたり、外ではたけばOK。
・お盆に食器を載せる
テーブルを拭く範囲が狭くなるし、
お盆ごと洗えばいいので楽。
振り回したり、持ってうろうろすると危ないので、あまりおすすめしません。
こさつき
難しければ、家族皆同じスプーンフォークでもいいかも。
子ども用と色を変えれば間違いません。
3.食べさせ方
我が家では、こんな声掛け等をしています。
- 口を開かせる
・下唇をちょんとスプーンでつつく。
・「あーん」と言う。
・なかなか口を開かないようであれば、
指にとって舐めさせるのもあり。 - 噛ませる
・「もぐもぐ」と言いながら食べさせる。
・食べるのを見せる、一緒にもぐもぐと口を動かす - 何を食べているのか教える。
・「これは〇〇だよ」と言いながら食べさせる。
・食べ物図鑑やカードで遊んだり、たまに本物を持たせて食材に親しませる。 - 最後は水を飲ませる。
虫歯予防のため、
食後は出来るだけお水を飲ませる。
無理なら、しばらく経ってから試す。
こさつき
4.食べない時
離乳食の内容(つぶし方、味付け等)を変えても食べない時はお試しください。
- 食べる場所を変えてみる。
いつも家なら、ボランティアセンター等や公園等で食べてもいいですね。 - >器や食器を変えてみる。
お弁当や、大人と同じ食器など。 - 時間を変えてみる。
・皆と少し前後させたり、逆に皆と一緒にする。
・朝昼晩を変えてみる。
こさつき
5.注意点
- 目を離さない
いつの間にか立ったりします。
上手に噛めずに、喉に詰まらせることもあります。
そばを離れても、目は離さないようにしましょう。 - 食器を落としたら
食器を落とすこと、家族の反応を楽しんでいる可能性も。
「楽しくない」と言うか、全く無反応が〇。 - 大人のものを欲しがる
中身が同じなら、中身を見せて「同じよ」と言います。
子どもも食べてOKなら、
事前に少量取り分けおくといいですね。
NGなら見せない方がお互いのためです。
「これはママのご飯。」と言い聞かせるのも〇。 - 楽しいお食事タイムに!
準備片付け含めて、食べさせるのは大変ですよね。
でも、それでイライラすると、お食事=楽しくない、ですよね。
楽しくないと、食欲も出ません。
離乳食作るのが大変なら、市販品でも十分です。
出来るだけ楽に、イライラしなくて済む方法を取りましょう。
6.まとめ
・離乳食は、大人と同じ食事をする練習。
・食べない、汚す、は当たり前。
・成長に合ったイスや食器で。
・食べない時は条件を変えてみる。
・食事中は目を離さない。
・親のストレスが少ない方法で。
こさつき
ご飯で遊んだり、
イスに座らなかったり・・・
子どもはなぜそうするべきなのか、
なぜしてはいけないのか、
最初は理解できません。
それでも、伝え続けながら、
食べ方を学んでいく。
それが離乳食~食育だと思います。
いずれは自分だけで食べられるようになります。
今だけの離乳食タイムを楽しみましょう!